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marry Aとget married to A

日本人が間違えやすい「〜と結婚する」は、「〜と」に引っ張られて

marry to A
marry with A

としてしまうが、これは誤りで

marry A

としなければいけない。
つまりmarryは他動詞ということになる。

ところが、今日ふとget married to Aというフレーズがあることに気がついた。
なんでgetが付くとtoが必要になるんだろう?
このtoは

get married A to

と入れ替えることが出来ないから前置詞だ。
そしてget marriedは自動詞ということになる。

marriedの意味 - 英和辞典 Weblio辞書より

【形容詞】
(比較なし)
1
a 結婚している,妻[夫]のある
用例 a married couple 夫婦(者).
b 【叙述的用法の形容詞】 〔+to+(代)名〕〔…と〕結婚して.
用例 She's married to a diplomat. 彼女は外交官と結婚して[に嫁いで]いる.
2 【限定用法の形容詞】 結婚の,夫婦(間の).
用例 married life 結婚生活.

1のbの用法が状態を表しているのを、getを使って動作にするのか。

get marriedの意味 - 英和辞典 Weblio辞書より

〔…と〕結婚する 〔to〕《marry 【自動詞】 より口語的》.
用例
I'm [We're] getting married next month. 私[私たち]は来月結婚します.


marry 結婚する - Yahoo!知恵袋より

「marry」は他動詞なので「be married」という受身を取れます。
I am married.(私は既婚者だ=すでに結婚している)
「be married」を「get married」にすれば「get married to ...」=〜と結婚する、になります。

そして、get marriedはis married(結婚している)の状況に入る、と言う意味で、結婚する、と言う意味になります。 そして、誰かと結婚する、と言う他動詞的な使い方をするには、get married with/toの使い方をしなくてはなりません。

”marry”と”get married”の使い分け | 英語のQ&A【OKWave】より

marryも自動詞として使われる事があります。 この

I could not believe Jackie married to Jack

ですが、このtoはなくとも通じます。
ただ、toをつかう事によって、marriedを自動詞として使い、結婚した、としているんですね。
ここでは、to Jackというジャックと、と言う言い方をして、could not beleiveを強調しているんですね。


英文法道場:marry の用法より

marry は「結婚する」という意味の動詞で、結婚相手を示さないときは自動詞、そして結婚相手を示すときは他動詞。
また、married は「結婚している」という状態を表す形容詞で、結婚相手を示さないときは get married や be married で留め、結婚相手を示すときは get married to somebody や be married to somebody とする。